FOR MEDICAL STUDENTS医学生の方へ
医学部を卒業後、初期研修をどこで行うのか迷っている方も多いと思います。
久留米大学病院で初期研修を行う場合、心臓・血管内科での研修が可能となります。
当科は初期研修医の人気が高く、EPOCにおいて高い評価を得ています。
ここでは、心臓・血管内科の特徴についてご紹介します。
Q:心臓・血管内科って心臓だけ診るの?
心臓・血管内科では主に循環器疾患を治療していますが、広く内科医としてのスキルを身につけることをモットーとしています。冠動脈疾患、不整脈や心不全などの心血管病だけではなく、その原因となる高血圧・糖尿病などの生活習慣病、さらには健康を維持するための疾病予防医学など、当科の診療では多岐にわたる分野をカバーしています。内科医としての総合的な臨床力を身につけた上で、さらに循環器領域の専門知識を得ることは、これからの高齢化社会で働く医師にとって大きな武器になると考えています。
Q:循環器って難しそう?
ほとんどの学生さんは「心電図が難しい」「聴診が苦手」「薬の名前が覚えられない」などの理由で、循環器内科を難しい分野だと考えていると思います。もちろん簡単ではありませんが、重症心血管病でさえも診断や治療法が確立されているものが多いため、経験を積むに従って苦手意識は次第に解消されていきます。
心電図セミナーを行っています
医学部1年生~4年生を対象に『心電図セミナー』を毎年開催しています。これから循環器を学び始める人、これまで勉強して苦手意識を持った人、さらに理解を深めたい人、すべての方を対象に基礎から実践的な知識まで、幅広く伝授します。話しやすい雰囲気で和気あいあいと行っていますので質問も気軽にできます。心電図セミナーへの参加を希望される方は、気軽にお問い合せください