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業績2020.04.27

田原敦子先生の論文がEuropean Heart Journalにpublishされました!

Brown adipose tissue activation in severe heart failure.

 

低体温は血管収縮と血小板凝集を引き起こすだけでなく、交感神経系の刺激を介して心筋の酸素需要を増加させることから心不全患者における低体温は再入院や死亡の独立した予後不良因子であることが示されています。褐色脂肪細胞は体温を調節する脂肪組織であり、代謝活性が高く、FDG-PET/CTにより、その活性を視覚化することができます。

田原敦子先生は、心臓再同期療法を施行している重症心不全患者における褐色脂肪細胞の活性をFDG-PET/CTを用いて調査しました。その結果、左室補助人工心臓や心臓移植を必要とするような重症心不全患者では、褐色脂肪細胞の活性化が観察されましたが、至適薬物療法で心不全が代償されている患者では観察されませんでした。さらに、褐色脂肪細胞の活性が認められる心不全患者では心筋のFDG取り込みが観察されず、重症心不全患者では心筋のブドウ糖代謝が低下していました。

褐色脂肪細胞の活性による熱産生が心不全患者の生命予後を改善できるかどうかについては、さらに長期的な研究が必要ですが、褐色脂肪細胞の活性は心不全の重症度を表す新しいバイオマーカーになる可能性が示されました。

 

田原敦子先生おめでとうございます!

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