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業績2020.07.16

外科・内科共同研究の大動脈瘤論文が発表されました!

循環器病研究所では各科が共同研究を行なっています。

最近、心臓・血管内科の古荘文先生はマウス大動脈瘤においてB細胞、免疫グロブリン、チロシンリン酸化酵素Sykが組織破壊を促進することを発見しました(Furusho, JAHA 2018;7:e007750)。心臓血管外科の金本亮先生は、同じメカニズムがヒト大動脈瘤でも働くことを証明し、その成果が論文として出版されました。

Ann Vasc Dis. 2020;13:151-157

The Role of Syk in Inflammatory Response of Human Abdominal Aortic Aneurysm Tissue.

Kanamoto R, Aoki H, Furusho A, Otsuka H, Shintani Y, Tobinaga S, Hiromatsu S, Fukumoto Y, Tanaka H.

 

金本先生、おめでとうございます。

 

以下、金本先生による論文紹介です。

本研究では、古荘先生の研究成果を受けて免疫グロブリンとSykに着目した研究をヒト腹部大動脈瘤で行いました。大動脈瘤組織には炎症細胞浸潤を認めB細胞でSykが活性化していました。培養した瘤組織にヒト免疫グロブリンを投与するとIL-6やMMP-9の分泌が促進されましたが、Syk阻害薬はそれを抑制しました。免疫グロブリンがSykを介して炎症、組織破壊に関わることがヒト大動脈瘤組織でも示されました。

臨床とは違うアプローチにより腹部大動脈瘤に対する理解が深まりました。研究を通して培われた問題解決能力は今後の臨床にも応用できる大きな財産と考えています。

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