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業績2022.05.06

姉川英志先生の論文がASAIO Journal誌にAcceptされました!

<タイトル>

Pulmonary Vascular Reverse Remodeling After Left Ventricular Assist Device Implantation in Patients With Pulmonary Hypertension

<著者>

Eiji Anegawa, Osamu Seguchi, Hiroki Mochizuki, Kensuke Kuroda, Seiko Doi Nakajima, Takuya Watanabe, Masanobu Yanase, Naoki Tadokoro, Satsuki Fukushima, Tomoyuki Fujita, Norihide Fukushima

<雑誌名>

ASAIO Journal

<論文概要>

左心疾患に伴う肺高血圧(PH-LHD)症例における左室補助人工心臓(LVAD)の長期的な影響はよく解明されていません。そこで我々は連続89例のPH-LHD症例を対象に、LVAD装着前後の血行動態の変化をIsolated post-capillary PH (Ipc-PH)群とCombined pre-and postcapillary PH (Cpc-PH)群とに分けて後ろ向きに見ることで、肺血管抵抗(PVR)と拡張期圧較差(DPG)にどのように影響したのか調査しました。

その結果、血行動態は両群共にLVAD装着後早期から改善しましたが、Cpc-PH症例の15例(30%)でPVR>3 WUかつ/またはDPG≥7 mmHgが残存しました。同症例は、その後も経年的に血行動態が改善し、装着3年目までにPVR、DPGは共に正常レベルまで改善していました。

LVADには既出報告同様にPH-LHDの血行動態を改善させます。加えて長期にわたり血行動態の改善が得られたことからリバースリモデリングの効果も期待できると考えられます。また、今回標本数が少なく多変量解析は出来ませんでしたが、単変量解析でLVAD装着後早期に血行動態が改善しなかった15例を他と比較すると、体表面積が小さく、COの低い女性でよりその傾向が強いことが示唆されたことは興味深いことと考えております。

本研究は現行のガイドラインに基づいたCpc-PH症例に対するLVADの長期的な効果を血行動態の観点から検証した初めての研究です。本調査により益々、Cpc-PHに対する医学的な理解が深まる一助になることを期待しております。

<謝辞>

本研究は国立循環器病研究センター移植医療部の瀨口 理 先生から篤くご指導を頂きながら進めさせて頂きました。誠に感謝申し上げます。また、このような大変貴重な機会を下さった久留米大学心臓・血管内科主任教授の福本義弘先生、並びに医局員の先生方にも御礼申し上げます。

 

姉川先生、おめでとうございます!

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