＜タイトル＞

History of Cardiovascular Epidemiology in Japan

＜著者＞

Adachi H, Fukumoto Y

＜雑誌名＞

Journal of Cardiology

＜論文要旨＞

日本の疫学、特に循環器疾患に関する疫学の総説です。本総説では、３つのパターンに分けて、解説しました。１つは、国際疫学研究（Seven Countries Studyなど）、2つ目は、日本発のコホート研究（田主丸町研究、久山町研究など）、そして、最後は、日本の複数のコホート研究がデータを集約して、メタ解析を行う疫学研究で、JALS、EPOCH-JAPANなどがこれに相当します。その多くの研究は、高血圧と脳、心血管疾患との関連を報告しています。また、適度な運動の励行などのライフスタイルの変化と減塩食が高血圧撲滅に重要であることを訴えています。本総説の一部は、５月の同門会での記念講演会で発表しました。

足達先生、おめでとうございます！