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業績2022.09.20

伊藤章吾先生の論文がNature Communications誌にpublishされました!

<タイトル> 

The complement C3-complement factor D-C3a receptor signalling axis regulates cardiac remodelling in right ventricular failure

<掲載誌名>

Nature Communications (電子版)

<著者>

伊藤章吾, 橋本寿之, 山川裕之, 楠本大, 秋葉庸平, 中村貴裕, 桃井瑞生, 小室仁, 勝木俊臣, 木村舞, 岸野喜一, 樫村晋, 國富晃, Mark Lachmann, 下島正也, 四津学人, 元田親章, 関倫久, 山本恒久, 新屋貴章, 平出貴裕, 片岡雅晴, 川上崇史, 鈴木邦道, 伊藤桂, 矢田浩崇, 阿部学, 大坂瑞子, 裕美, 吉田雅幸, 﨑村建司, 福本義弘, 柚﨑通介, 福田恵一, 湯浅慎介

<論文要旨>

重症心不全の予後は悪く、新たな治療法の開発が模索され続けています。心不全の治療標的は主に左心不全ですが、左心不全に右心不全が合併すると左心不全に対する治療を十分に行うことができなくなります。このため、右心不全に対する特異的な治療法を開発する必要性が高いと考えられています。

今回の研究で、マウスの右心室には補体D因子が非常に多く発現しておりました。右心不全マウスモデル(肺動脈結紮モデル)でさらに右室での補体D因子の発現量が増加しました。ノックアウトマウスや、補体D因子によって生成されるC3aの受容体の阻害剤を投与したところ、右心不全の程度・心室性不整脈の発症・心筋細胞におけるカルシウム過負荷が抑制されました。さらに、肺高血圧症患者さんの血清の補体D因子の血中濃度と肺動脈圧が正相関しました。

このことは、補体C3-D因子-C3a受容体の経路を阻害することによって右心不全が治療できる可能性があり、新たな治療法の開発につながることが期待されます。

本研究は、慶應義塾大学循環器内科、慶應義塾大学生理学、防衛医科大学病院循環器内科、東京医科歯科大学生命倫理研究センター、産業医科大学第二内科 片岡雅晴 教授との共同研究によっておこなわれました。

 

リンク 

https://www.nature.com/articles/s41467-022-33152-9

 

伊藤先生、おめでとうございます!

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