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業績2018.06.08

戸次先生の論文がCurrent Vascular Pharmacologyにpublishされました!

Curr Vasc Pharmacol. 2018 May 15.

 

Switching dipeptidyl peptidase-4 inhibitors to tofogliflozin, a selective inhibitor of sodium-glucose cotransporter 2 improves arterial stiffness evaluated by cardio-ankle vascular index in patients with type 2 diabetes: a pilot study

 

本邦では、2009年にDPP-4阻害薬、2014年にSGLT2阻害薬の臨床使用が承認されています。DPP-4阻害薬は安全性が高く、SGLT2阻害薬は体重減少や心拍数増加を伴わない降圧効果を有することが示されており、2015 年にはSGLT2 阻害薬が心血管イベントを抑制する効果を有することが大規模臨床試験で示されました。しかしながら、長期間DPP-4阻害薬を使用し、血糖コントロールが安定している症例において、DPP-4阻害薬をSGLT2阻害薬に変更することで、どのような臨床効果があるかは明らかではありませんでした。そこで、戸次先生と田原先生は、DPP4阻害薬であるシタグリプチン、ビルダグリプチン、アナグリプチンのいずれかを一年以上継続し、血糖コントロールが安定している症例において、DPP4阻害薬をSGLT2 阻害薬であるトホグリフロジンへ変更した臨床効果を検証しました。DPP4阻害薬をトホグリフロジンへ変更した6か月後に空腹時血糖は変化なく、体重は平均3.5kg、ウエスト周囲径は平均4cm、皮下脂肪面積は平均17 cm2、内臓脂肪面積は平均24 cm2有意に減少しました。また、白血球数、AST、γ-GTP、空腹時インスリン、尿酸、血清終末糖化産物 (advanded glycation endproducts: AGEs)、血管硬化度 (cardio-ankle vascular index : CAVI)も有意に低下しました。CAVIが低下した群では、変更前の血清AGEs値が高く、変更後にASTやγ-GTPが減少した例ほどCAVIが低下しました。DPP4阻害薬からトホグリフロジンへの変更は、血糖コントロールを悪化させることなく、体重、ウエスト周囲径、皮下・内臓脂肪面積、空腹時インスリン、肝機能、尿酸、白血球数、血清AGEsCAVIを有意に減少させ、肝機能と血管硬化度を関連して改善させることが明らかになりました。

 

<戸次先生、田原先生のコメント> <田原宣広先生のコメント>
 久留米大学病院のみならず参加していただいた施設において、協力していただきました多くの先生、看護師さん、臨床試験コーディネーター、関係者の方々には長きに渡り、多大なご尽力を賜りました。この場をお借りして御礼申し上げます。<田原宣広先生のコメント>
 久留米大学病院のみならず参加していただいた施設において、協力していただきました多くの先生、看護師さん、臨床試験コーディネーター、関係者の方々には長きに渡り、多大なご尽力を賜りました。この場をお借りして御礼申し上げます。本研究は、短期出張病院である神代病院で臨床研究を行い、論文化することができた2本目の研究です。神代病院においてご協力を賜りました先生方、看護師さん、関係者の方々には、この場をお借りして御礼申し上げます。

 

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