「久留米大学学術奨励賞」は過去１年間の優れた学位研究に対する表彰です。当科の大野聡子先生が平成３０年度受賞者５人の中に選ばれました。大野先生おめでとうございます！！

大野聡子先生のコメント

このたび久留米大学学術奨励賞を受賞しました。

長い医師人生のうち2-3年くらいならいいかな、と、直感で初対面の青木浩樹先生の大動脈研究室に入れていただきました。当初は実験法も研究の進め方もわからず思う様にいきませんでしたが、多くの先生方、同僚、後輩たちに教えられながら少しずつ前進し、大動脈解離にマクロファージの活性化が重要であるという結論を導き出すことができました。

研究生活では論理的思考や問題から逃げない強さ、異なる価値観との接点を見出す柔軟性などを学びましたが、自分の力になっているのか自信がないのが正直なところです。この4月からの留学では自分の無力さを思い知らされると同時に、自分が得た力もはっきりしてくると思います。恐怖で泣きそうですが、背伸びせずに頑張ってきます。

この研究にあたりたくさんの先生やテクニシャンにご指導やご協力をいただき、家族にも助けられました。全ての方々に感謝し、今後はそのお返しをしていきたいと思います。ありがとうございました。