- トップ >
- 学生・研修医の方へ
当科では明るい仲間たちが
皆さんの入局をお待ちしております!
見学など随時受け付け中
- TEL0942-31-7562
- FAX0942-33-6509
人を育てる
心臓・血管内科
Division of
Cardiovascular
Medicine
Message
入局希望の方へ
教授からのメッセージ
世の中の進歩を
機敏にキャッチしながら、
周囲より一歩前に進んで行く
教室です
教授 福本 義弘
先輩からのメッセージ
life work balance
何でも相談できる
女性医師の先輩方がいる。
とても働きやすい環境です
専攻医 大堂 由斐
2023年入局(医師3年目)
久留米大学 心臓・血管内科は学内医局員の68人中20人(29%)が女性で、全国の循環器内科の中でも女性医師がとても多い医局です。女性医師の様々なロールモデルが身近にあるというのは、私が久留米大学に入局を決めた理由の一つでもあります。循環器内科は内科系の中でも女性医師がまだまだ少なく、緊急・急変のイメージから少し敷居が高い印象を持たれていると思います。当医局にはその中でライフワークバランスを実現させ、仕事と家庭を両立されている先輩方が多数いらっしゃいます。様々な分野で臨床だけでなく、研究・留学まで幅広く活躍されている素敵な先輩方が多く、とても心強い存在に感じています。
当医局の取り組みとして具体的には日勤と当直、呼び出しは明確に分けられており、家庭の事情に応じて免除もあります。病棟はチーム制を導入することで、自分一人で患者さんを抱え込むことはなく、お子さんが熱を出したりして欠勤・早退する場合はチーム全体でサポート出来る体制が確立されています。また、夏休み・冬休みの2回の長期休暇を取得できるなど、私生活を充実できる時間も十分に確保されています。
女性で循環器内科への道に進むことに不安をお持ちの方も沢山いらっしゃると思います。確かに循環器内科は多少なりともハードワークが必要とされる科であることは事実ですが、当科には何でも相談できる女性医師の先輩方が沢山いらっしゃいます。少しでも循環器内科に興味があるのであれば、まずは飛び込んでみてはいかがでしょうか。当科には色々な働き方の選択肢があり、女性にとって、とても働きやすい環境だと思います。皆様の見学・入局を心よりお待ちしております。
Make progress
偉大な先輩方のもと
恵まれた環境でのびのびと
学びを得る日々です
助教 山川 礼
2023年入局(医師6年目)
私は神奈川県出身で宮崎大学を卒業後、福岡県の飯塚病院にて初期研修を行い、そのまま同院の内科後期研修(循環器内科コース)に進みました。初期研修医時代は救急科志望でしたが、心臓という命に直結する分野の学びを深めたいという思いがあり、後期研修医時代は循環器内科を中心に学びました。循環器内科の中でも数多くあるサブスペシャリティーを考えたときに、原点に戻って救急と特に関連した循環器救急/集中治療に携わりたいという気持ちがありました。循環器救急/集中治療分野については大学病院よりも市中病院の方が積極的に診療をしていることも多く、医師6年目以降のキャリアについては今までで一番悩みました。そんな中で、久留米大学はドクターヘリ等も活用して筑後地方の救急医療を広範にカバーしており、症例数も多いことを知りました。また、医療を行う上でエビデンスの重要性を実感し、今後は論文執筆含めエビデンスを作る側にもなりたいと感じていたため、アカデミックな側面も持つ大学病院は魅力的に感じました。
そんな自分のやりたいことが多く詰まった久留米大学心臓血管内科に惹かれる一方で、他大学出身で久留米の土地にも全くゆかりのない私には不安も多くありました。しかし、実際見学に訪れた際に非常に皆さんが明るく迎え入れてくれたことが今でも心に残っています。また、主任教授や医局長からは「やりたいことを言ってもらえばなんでも手伝う。むしろ医局は先生のキャリアの中で良いように使ってもらっていい。他大学出身者や、国内・国外留学に行った人もたくさんいるし、外の文化ややり方で良いものはどんどん入れて、医局に良い影響を与えてほしい。」と言ってくださったのも入局の決め手になりました。
入局して大学病院で勤務を始めて早くも半年が経ちますが、医局内の雰囲気もとても良く、偉大な先輩方のもと恵まれた環境でのびのびと学びを得る日々を送っています。また、今後もこの医局と一緒に自分自身も成長しつつ、筑後地方の医療に少しでも貢献できるよう邁進して参る所存です。共に切磋琢磨できる先生方の入局を、心よりお待ちしております。
Sense of fulfillment
手技が好きな方は是非
心臓血管内科医になることを
考えてみてください
専攻医 青木 直登
2023年入局(医師3年目)
私は久留米大学を卒業し、初期研修も久留米大学病院で経験させていただきました。その中で医学生、研修医に対する教育体制、上級医に気軽に相談できる医局の雰囲気に魅力を感じ入局することを決めました。現在専攻医として勉学に励んでいますが各専門家の様々な意見を聞ける環境が整っており、偏りなく知識を吸収できることもこの医局の素晴らしいところだと感じています。私は心エコー検査、心臓カテーテル検査などの手技もほぼゼロからのスタートでした。しかし上級医の手技を実際に見て学び、実際にトライした後には上級医からのフィードバックがあります。私は手技を行うことが好きだったので、少しでも技術を習得できると、とても充実感に満ち溢れます。カテーテル、エコー、ペースメーカなどのデバイス治療などこれほど多様な手技がある内科は少ないので私と同じように手技が好きな方は是非心臓血管内科医になることを考えてみてください。最後に今後の抱負です。私はまだ今後の専門については決めていません。まずは循環器全般、一般内科の知識を幅広く学び、その後に専門を持ちたいと考えています。循環器領域はとても範囲が広いため今後の選択肢も広がることも魅力だと感じています。様々な経験を経て最終的に興味がある道に突き進んでいきたいです。
Gain experience
自分に合った
プランを考えてくれる
医局で働いてみませんか
専攻医 鬼塚 健太郎
2023年入局(医師3年目)
今年度、久留米大学心臓血管内科に入局しました鬼塚健太郎です。私は久留米大学を卒業し、初期研修を東京慈恵会医科大学附属病院で過ごしました。研修医期間は東京に残るか母校に戻るかで入局先を悩む辛い時期もありました。私が最終的に入局を決定した理由は久留米大学心臓血管内科が臨床と研究の双方において充実していると感じたからでした。人工心肺補助装置を用いた治療が盛んに行われている高度救命救急センターや、研究する環境が整っている循環器研究所を初期研修医の時に見学し、患者さんや今後の医療の発展のために尽力されている先生方の姿を見ることができました。また、医局員それぞれの夢や将来像を大切にし、それが叶うよう全力でバックアップする医局の雰囲気の良さに惹かれました。そして、久留米大学内科には臨床研究医コースという臨床と研究を両立できる医師を育成する目的で作られた後期研修医のコースがあります。期間内に論文を投稿するというノルマのもと、国内で課せられる地域のシーリングの枠を超えて国際研究機関で働くことができるといういろんなところで経験を積みたいと思う私にとって非常に魅力的なコースでした。このような経緯で私は母校の久留米大学に戻ることを決意し、久留米大学心臓血管内科に入局し、臨床研究医コースを選択させていただきました。現在は心臓血管内科医として半年が過ぎまだまだ未熟な部分ばかりですが、検査や治療そして研究において学ぼうと思えば一生懸命教えてくださる先輩の先生方や切磋琢磨しながらも互いに助け合うことが出来る同期に囲まれ、大変ながらも充実した日々をおくっています。もし、少しでも久留米大学心臓血管内科に興味を持たれている研修医や学生がいましたら一度、見学に来てくれたら嬉しいです。自分に合ったプランを考えてくれる医局だと思います。そして、見学の際は一緒に働きたいと思う仲間もぜひ誘ってみてください。
循環器診療に興味をお持ちの皆様、久留米大学心臓・血管内科主任教授の福本義弘です。当科では、日常診療はもちろん、基礎研究・臨床研究・疫学研究と非常に幅広い活動を行っています。領域としては、「生活習慣病」を基盤として、「動脈硬化性疾患」「心不全」「肺高血圧症」「不整脈」の領域において、そして近年、「腫瘍循環器」の領域において、基礎研究・臨床研究・疫学研究・ビッグデータ研究を行い、継続的に世界に向けて情報発信しております。現在、心臓・血管内科は、生活習慣病と悪性腫瘍に関連した、ほとんどすべての疾患領域をカバーする総合内科に最も近い専門内科であり、またカテーテル治療やペースメーカー植込み術なども行うことから、最も外科領域に近い専門内科となっています。久留米大学心臓・血管内科では「診療・基礎研究・臨床研究」の観点から、バランス良く、若手医師を教育しております。
本教室では、その理念として、「人材の育成」を掲げてきました。日常診療で若手循環器内科医を育成していくとともに、人材育成の一環として、取り組みを強化してきたのが、若手とともに行う医学研究です。毎年、英文原著論文および英文症例報告、英文総説を発表し、そして複数の医局員が毎年のように学術賞を受賞しております。これらすべては、当科で歴史的に培われてきた、医局の先生方の屋根瓦方式の教育システムによるものです。先輩から後輩へ教えを受け継いでいく、個々の日々の努力と教育がこれまでの実績を作り、そしてこれからの未来を作っていくことになります。我々は、従来の医学研究および、心の技術を含めた医療技術の習得に加えて、今後のわが国の医学・医療のあり方を見据えていく力を身につける、ということを目標としております。様々な発展経路の可能性がありますが、これまで通り、「女性医師が働きやすい環境作り」「ビッグデータ解析」「ロボット補助」「AIの活用」といったことがキーになると思われます。世の中の進歩を機敏にキャッチしながら、周囲より一歩前に進んで行く意気込みで、さらに精進して参ります。
我々は、これまで諸先輩方が築いてこられた歴史と伝統ある当教室の業績、人材育成をさらに充実・発展させるべく、常に医局員に必要な事、医局員の声、医局員の心に沿った運営に勤めていっております。そして、私自身も常に医局員と共に増々精進して参ります。循環器診療に興味をお持ちの皆様、どうぞ私たちと一緒に循環器診療の道を歩いていきましょう。若手の皆様の入局を心よりお待ちしております。